ちょっとだけマニアック、チェコ

観光地としてはマイナーな部類に入るチェコの、少しマニアックなお話。錬金術系のツアーやってます。ツアーを希望の方はnyanpachi28@gmail.comにご連絡いただくか、ブログ内にあるリンクからお申し込みください。

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更新情報

01はこちら「怒った民衆の槍や小槌に串刺しにされ、引き裂かれた評議員たちは、恐ろしい劇の登場人物となった。」1419年7月30日、プラハの新市庁舎で行われたプラハの評議員の虐殺を、後の教皇ピウス2世であるアエネアス・ピッコローミニがこう表現している。---------------
『第一回 プラハ窓外投擲事件(そうがいとうてきじけん)02』の画像

12月6日は聖ミクラーシュ(聖ニコラウス)の日でした。この聖ミクラーシュはサンタクロースの伝説のもとになった人で、3、4世紀の聖人です。チェコでは祝祭日を前夜に祝う習慣があるため、12月5 日になると司教の帽子をかぶり、杖と赤いマントを羽織った聖ミクラーシュ
『サンタクロースの前身、聖ミクラーシュ』の画像

プラハは中世の時代、いくつかに自治区が分かれておりまして、自治が行われていた場所の一つが、カレル広場隣にある新市庁舎です。ここでは15世紀に「窓外投擲事件」が起こっています。この窓外投擲(そうがいとうてき)、難しい漢字で書かれてるので何のこっちゃと思われ
『第一回 プラハ窓外投擲事件(そうがいとうてきじけん)01』の画像

1936年以来、モラヴィア地方の町ズリーンには、チェコのアニメーション映画の名声に貢献したもうひとつの重要なスタジオがあります。アメリカにならってそのスタジオを設立したバチャ社は本来、チェコの靴メーカーです。当時、この会社は地域の発展のために文化的な施設や、
『チェコの人形アニメ03』の画像

チェコを代表する人形アニメスタジオはプラハのバランドルフにある「短い映画スタジオ」です。戦後に発展したアニメーションスタジオの起源は、第二次世界大戦にまで遡るそうです。当時チェコスロバキアはドイツの保護領でした。ドイツはウォルト・ディズニーに対抗して、成
『チェコの人形アニメ02』の画像

前回、チェコの人形アニメ「ファウストの家」をご紹介したのですが、チェコは知る人ぞ知る人形アニメ大国です。私がチェコに住むきっかけとなったのも、芸術的な人形アニメを見てからでした。その監督も、イジィ・トルンカ、ヘルミーナ・ティルロヴァ、イジィ・バルタ、カレ
『チェコの人形アニメ01』の画像

この場所は、もともとケルト人の時代から宗教儀式が行われていた場所で、後の時代でもスラブの冬の神、女神モラナのために生け贄が捧げられていました。長い間血の儀式が行われていた場所だったせいか、この場所は後々まで不吉な出来事や、不穏な人物を引き寄せるようになり
『ファウストの家 02』の画像

前回、イギリス人錬金術師エドワード・ケリーがプラハに所有していたといわれる家が2つあるという記事を書いたのですが、その一つ「ファウストの家」には興味深い伝説がいくつか残っています。現在この家はカレル大学第一医学部の分校で、一階は薬局になっています。残念な
『ファウストの家 01』の画像

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